ISATOのお米

自然栽培米イセヒカリ

【生産方針】
・品種「イセヒカリ」
・農薬不使用
・化学肥料・動物性堆肥不使用
・籾殻(ISATO米による)を燻炭にして育苗培土に使用
・自家採種

【御神米イセヒカリ 】
イセヒカリは、伊勢神宮で発見された新種のお米です。
平成元年台風が二度直撃し御神田の稲がすべてなぎ倒されてしまいました。その中に生き残った2穂の稲があり、
その後その2穂は「イセヒカリ」と命名されました。現在では伊勢神宮にて「神に捧げるお米(御神米)」として奉納されています。この神秘的な物語に惚れ込み、就農当初から大切に育てています。

【イセヒカリの味わい 】
口に入れた当初はあっさりとした味わいですが、噛むほどに旨味が口に広がります。その旨みはホッとするような優しい甘さで、飲み込んでも喉の入り口に残るほどに余韻が感じられます。粘りはあまりありませんが全体としてしっとりとした絹のような食感が楽しめる上品なお米です。

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令和4年度産 ISATOのイセヒカリは【完売いたしました】

いつもISATOの自然栽培米イセヒカリをご愛顧くださり本当にありがとうございます。
令和4年は大変革の1年となりました。
昨年11月に移住を決意し今年春に山口県長門市に移住をしました。
その理由はただひとつ。「オーガニックが当たり前の未来を目指しもっとお米をつくりたい」ということ。

以前住んでいた愛媛県ではなかなか生産圃場が増えずジレンマを抱えていました。
お求めくださるお客様は年々増えているのに、半年もしないうちにお米が売り切れお届け出来ない事態になることもあり、とても心苦しく思っていました。
そんな時、これから市をあげてオーガニックに踏み出す長門市と出会いました。
企業ビジョンでもある「オーガニックが当たり前の未来を実現するためにはどうすればいいか」を改めて考え、今回の移住を決断しました。

移住して初めての米作りは大成功!!・・とはいかず、課題の多い結果となりました。土地、気候などのはじめての環境、また獣害対策としての防獣柵設置などなど、あらゆる状況の中で試行錯誤しながら大切にお米を育てましたが、収量は例年の5分の1程度となってしまいました。
山口県で育てたイセヒカリを心待ちにしてくださっていた皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして皆様にお届けして、喜んでいただくことを楽しみにしていた私たちにとってもとても無念な気持ちです。。

ただ、私たちが目指すビジョンに向けて出した「移住」という決断について後悔はしていません。これからも強い志を持ってお米作りに励んでいきたいと思っております。是非これからも応援していただけると本当に嬉しいです。

令和4年度産自然栽培米イセヒカリはご予約のお客様への販売で完売となりましたが、多くのお問い合わせをいただいております。

これに伴い【令和5年度産】収穫の自然栽培米イセヒカリの事前予約を開始いたしました!!

お届けは2023年秋収穫後となります。
詳細な日程についてはまだ未定となりますが、生産過程を見て別途ご案内いたします。

2023年作付け予定のイセヒカリの種は、私たちが長門市で育てた令和4年度産イセヒカリの種もみと、さらに【山口県イセヒカリ会】が大切に繋いできた「原原種」の種もみを譲渡いただく予定です。このご縁を繋いでくれたイセヒカリに感謝します。 商品のお届けはまだ先になりますが、楽しみに待って頂けると嬉しいです。 何卒よろしくお願いいたします。

長門市で育てたイセヒカリ、食べてみた感想として、抽象的ではありますが「大地の味がする」と感じました。 来年はたくさんの方に味わっていただけるよう、早々に準備しお米づくりに励みます。
何卒今後ともよろしくお願いいたします。