西条旬菜めぐり様より講演のご依頼をいただきました

2019年8月3日

本日は愛媛県西条市 栄養教員部会の先生からのご依頼をいただき、先生方が開催する西条市旬彩めぐりという料理教室にて講演の場を設けて頂きました。

講演のタイトルは

「今日の食事が未来をつくる~西条市を大切にするためにわたしたちにできること~」

維里のミッションコピーである「農業を通じて食と暮らしをととのえる」ことをベースに子供達にも伝わるような内容を意識してお話しさせていただきました。

今日の講演で進藤が一番印象的だったのは「西条市で一番大切な存在は子供たちである」という内容。こどもは未来そのものであり、大人もかつてはそんな存在だった。大人たちはその役割を子供たちにバトンタッチしている、という事を首藤は発信していました。

進藤はこの言葉を聞いて目頭が熱くなりました。

先生たちは子供たちに学びを与え、親は愛を与え、私たちは農業を通じて食や地域を守ることで子供たちと関わっているんだなあと。そしてそれが未来をつくることなんだなあと改めて感じました。

講演のあとは参加者のみなさんで調理実習です!

私たちはゲストということで調理はせずに見学だけw美味しそうな香りが立ち込める調理室で料理の完成を今か今かと待ちわびていました。

今回のメニューは【土と暮らす】のお米と大豆を使用した青菜とポークのドライカレー丼に、魚のムニエル、お豆腐のビシソワーズ、マスカットとフルーツトマトの塩麹サラダ、ハニーヨーグルトゼリー、きな粉のホロホロクッキー、となんとも贅沢なコース料理!!

どれもこれも美味しすぎてあっという間にたべてしまいましたw

フルコースです!!

思ったのは、うちのイセヒカリがめちゃめちゃカレーに合うということ!

粒がしっかりしててカレーとの相性抜群でした。やっぱりうちのお米は美味しいなぁ。。大豆もふっくらしてて甘くてめっちゃ美味しかったです!

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普段小学校や中学校で子供たちに美味しい給食を提供してくださっている栄養士の先生方が集まったこの西条市栄養教員部会。

今日先生方にお会いして改めて感じたことは、先生方は心の底から子供たちの食や未来のことを考えて給食を作ってくださっているということ。

先生達がどんな思いで作っているか、その食材には必ず生産者がいてその人達がどんな思いで作っているのか、知ればもっと給食に対する思いが変わるんじゃないかなぁと思ったりしました。

そして子供たち自身も、今食べたものが明日の自分を作るんだということをイメージしながら、楽しく食事をして欲しいなぁと感じました。

私たちが住む大切な地元の環境を守るために、私たちにできること。それは一人一人が少しずつ考えること。それだけで未来は少しずつ変わるかもしれない。

昨今の色々な情報を見ていると、食の大切さについて真剣に考えなければならない時が来ているように思います。

もしよかったら明日、あなたが食べるもの、買うものすべてに思いを馳せてみてください。

それが翌日のあなたになること、未来のあなたをつくるものだと、実感してみてください。

思いは人それぞれです。正解も間違いもないけれど、何か感じるものがあるといいなと思います。

進藤は今では食や食材について比較的エモク考える方ですが昔からこうだった訳ではありません、人は変わります。

変わるのが正しいとかではなく、そういう可能性をみんな持ってることを胸に留めておいてほしいなと思った今日この頃でした。

株式会社維里 土と暮らす

マネージャー進藤

この記事を書いた人

首藤 陽子

株式会社維里マネージャー
圃場に出ない農家の右腕&嫁。
販売、広報など生産以外の事を管理しています。