【お知らせ】地元Webメディアに掲載されました!!

新たな働き方・暮らし方を発信する地元webメディア【MATSURI】に首藤の記事が掲載されました。


農業、そして自然栽培に対する思いをストレートに語っております。
愚直な首藤の思いをしっかりと文章に表現してくれた編集の楠橋明生さん、本当にありがとうございました!!

(以下:一部内容抜粋)

現在、首藤さんには西条市の”水問題”を解決したいという大きな目標があります。

「西条の水問題を解決したいんです。解決したいからこそ自然栽培を続けています。農業の肥料が過剰に撒かれ、肥料が硝酸体窒素になって残ることで地下水を汚染するという構造があります。これは農業から肥料のやりすぎを減らすことで解決可能です。」

農業に付きまとう農業資材による健康被害の問題。これらの過剰な散布は、いずれ私たち人間や農作物に必要不可欠な水を汚染してしまうそう。特に西条市は、名水100選にも選ばれた豊富な地下水があることから、この豊かな水が街の誇りとなっています。

「新しく就農した人が農業を自然栽培でやりたいと言った時に、”できる”というロールモデルがある上で受け入れることができたら、自然栽培をする人が増えますよね。そんな人が増えれば西条から肥料が減り、西条の水が守れるという構図なんです。だから私は自然栽培にこだわるし、行政にはもっと支援を求めます。私の自然栽培はどうしても成功する必要があるんです。」

生きもののすべてが恩恵を受ける”きれいな水”。今こそ西条の水を守る取り組みが必要だと語ってくれました。

また、西条市をもっと良くするための構想として、農業に関する制度も改善の余地があると言います。

自然栽培の仲間を集め、信用事業を持たず、農作物の売り買いだけを行う”専門農協”を作りたいと言う首藤さん。その背景には、無農薬で農業をする人達にも有利な施策を打てるような組織力を持つことも大切であるという考えがあります。

自ら作った農作物がお客さんに”美味しい”と喜ばれ、また買いに来てくれるのが嬉しい。ただ工業的に農作物を作るだけでは得られない”喜び”こそ、首藤さんの原動力。

この記事を書いた人

ISATO.FARM

【ISATO.FARM】
農業を通じて食と暮らしをととのえることを理念とし、オーガニックが当たり前の未来を目指して農業に向き合っています